HISTORY 有限会社久保田農園は、現社長の祖父である久保田民蔵が、昭和41年に福岡県久留米市から霜の害のない糸島に土地を求め、軟弱野菜の生産を開始したことから始まります。 その後まもなく元会長の久保田稔が糸島に定住。「より収益性を高め、家族経営から雇用型経営へ」という考えで、昭和43年に大葉の生産を開始しました。 昭和58年、アメリカの農場を視察した際に知ったコリアンダー(パクチー)をきっかけにハーブに着目し、帰国後すぐにその栽培に取り掛かりました。 その当時は国内での食用フレッシュハーブの生産は少なく、種の入手も困難でしたので、アメリカやヨーロッパに出向いてはレストランや種苗店で売れ筋を調査し、国内では全国の市場を見て回るなどして、主要な品目をつかんでいきました。 栽培方法や使い方は植物図鑑や料理雑誌等で調べ、独自の栽培実証を重ねました。そうして栽培技術が確立していなかった時代に、ハーブ専作経営に転換していったのです。 しだいに、世の中の外食ブーム・食の西洋化が進むにつれて西洋野菜の需要が高まり、栽培に挑戦する品目が増えていきました。 「他の農家が作っていないものを作りたい」「買い手が望む作物を直接販売したい」との思いから、久保田農園は約50年の歳月のなか、顧客の期待に応え、喜ばれる作物を目指しながら、少量多品目の生産に取り組んできました。 そしてその信念は、当時と変わることなく代々受け継がれ、現在も久保田農園の経営の基礎となっています。 現在、久保田農園の野菜は、合わせて約6.6haからなる農地にて年間約130品目を日々生産しています。栽培を、海沿いで温暖な福岡県糸島市と高原地で涼しい大分県九重町で行うことにより、夏と冬のリレー栽培を確実なものにし、年間を通して生産の安定を図っています。 COMPANY PROFILE 会社名 有限会社 久保田農園 代表者名 久保田 真透 ( くぼた まさゆき ) 設立年月日 1999年(平成11年)11月29日 事業内容 西洋野菜の生産・出荷 所在地 〒819-1304 福岡県糸島市志摩桜井5124 電話番号 092-327-0559 メールアドレス メールでのお問い合わせはこちら 従業員数 パート含む 90名(2022年6月時点) 圃場面積 糸島農場 露地 3ha、ハウス 1.2ha 九重農場 露地 1.2ha、ハウス 1.2ha 主要取引先 福岡大同青果株式会社 大阪中央青果株式会社 横浜丸中青果株式会社 カネト青果株式会社(愛知県) カネウメ青果株式会社(兵庫県) 有限会社丸誠(東京都・豊洲市場) カネブン青果株式会社(東京都・大田市場) 株式会社フレッシュ青果 ACCESS 住所 〒819-1304 福岡県糸島市志摩桜井5124 車でお越しの場合は駐車場をご利用ください。 ・福岡市中心部から車で約1時間 ・JR筑肥線 九大学研都市駅から車で約20分